ルーターの故障かと早く帰ってみたら・・・

午後、携帯に奥様の電話の跡があり、何かあったかなとかけ直してみると、パソコンが使えない、インターネットが死んでるとの話。
電話越に復旧を試みるも要領を得ず、こちらも原因がわからない。とはいえ、状況を見るにどうも簡単に収まらないトラブルと思えた。

んで早めに帰宅、調べてみると、電源を入れても全部のLEDが赤になったままフリーズするなど、明らかにルーターの様子がおかしい。

引っ越す直前に購入したもので、もう5年弱は使っているはず。まあ、減価償却しただろ、と思って雨の中、急ぎPCDEPOTまで車で向かい、新しいルータを購入。

帰宅してあれこれと準備。プロバイダの接続情報がなくて倉庫を引っ掻き回したり、領収書の束だのひっくり返して小一時間、探索に明け暮れるも成果なし。

でまあ、埒があかないので、ひとまずWifiを有効にして家鯖から情報を引っ張り出そうと、いざルーターの置き換えをしようとした時、思わぬ試みが原因の特定と復旧につながった。

今回のトラブルの原因は、ACアダプタだった。

これが問題のあったACアダプタ。

故障したと思っていたルーター本体は、定位置から取り外していたので、後はACの差し替え。現在のACアダプタは5V 2.0A、今回購入したルーター付属のものは、5V 2.3A なので共用はは無理か…ん…いや…まさかね、と好奇心半分、古いルーターに新しいACを差して通電、すると何事も無く起動。で、ACだけ交換して元の位置にルータを設置して再起動したら設定もそのままに元通り。全く何事もなかったかのよう。

強烈な疲労感と共に、行きがかった設定の捜索をしようと、無線LANの復旧したMacbookから自分ローカルのフォルダを見たとたん、プロバイダ設定の在り処を思い出すに至り、もうなにしてんだか判らなくなる。

今回の教訓:
・可動部分の無い電子機器は壊れにくい。PCで一番よく壊れる部分はどこだったか思い出そう。
・めったに必要にならない情報は、それが必要になるシチュエーションの周辺にばらまくといい。ルーター機器にSSIDとパスワードが書かれているのは伊達じゃない。
・EVOのテザリングは使い物になる。まじで。もし今晩中の復旧が叶わなかったら、きっとEVOは自宅のルータ機器として活躍したことだろう。(でも自宅はWiMAX圏外・・・)
・故障に対する修復には、まずは最小の出費で手当を試みるのは価値がある。確かに環境を一気にグレードアップするチャンスでもあるが、壊れたことを幸いと真っ先に抜本改善に飛びつくと、根本原因が不明のままになってもったいない。今回購入したルーターはバッファローのWHR-HP-GNという、わりと廉価なものだったので、懐ダメージはそれほど大きくなかった。

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